『静岡に眠る弥生時代の開拓者~弥生時代の埋葬~』登呂博物館において5月21日(日)まで開催。
登呂遺跡の母村であると考えられてきた有東遺跡からは、
登呂遺跡の出現よりもはるかに前の弥生時代中期中頃の墓の跡が見つかっています。
その中には、埋葬者の眠っていた棺(木棺)も発見されています。
登呂遺跡では、いまだに墓が発見されていませんが、静岡市域では、木棺や人骨が見つかった例があります。
静岡市外でも、次第に弥生時代の墓の様子が分かってきています。
この展覧会では、弥生時代の墓や埋葬方法はどのようなものであったのか、
周辺地域の発見例や最近の発掘情報と比較しながら紹介します。
関連シンポジウムや学芸員による解説も行われます。
また、3月12日(日)まで、鳥取県青谷上寺地遺跡から「青谷弥生人復顔像」愛称 青谷上寺朗さんが来館しており、
人骨(レプリカ)、出土品も展示されています。