駿府城三ノ丸に建設中の「静岡市歴史博物館」。開館は来年2023年1月。あと8ヶ月。

来年1月に開館する静岡市歴史博物館は、静岡で育まれた歴史の価値と魅力を発信する拠点となります。
どのような博物館になるのか、概要をお知らせします。
1階は入場料無料のエリアです。私たちが暮らす土地の記憶を感じることが出来るエリアです。
1階は7月に先行オープン予定です。
遺構の隣のギャラリーでは時間の流れと空間の広がりを表現します。
家康公研究室、子供達への学習支援や市民活動のスペース、カフェ、ショップなども予定しています。
この場所で工事前の発掘調査で見つかった「戦国末期の道と武家屋敷の石垣の遺構
(家康公の五ヶ国大名時代以降の遺構と思われます)」はそのまま露出して施設内部で常時展示されます。
スロープを上がって2階展示室へ
「家康公の一生がわかる」「今川氏のすべてがわかる」
静岡が誇る徳川家康公と今川氏の歴史に触れるエリアです。
静岡の礎を築いた今川氏。今川氏のもとで育ち、75年にわたる生涯の3分の1を静岡で過ごした徳川家康。
彼らの歴史を身近に感じ、その生涯に思いを巡らせることができる展示は、静岡だからこそのものです。
展望ラウンジを通って3階展示室へ
まちと人の道のりをたどり、未来へ歩むエリア
3階展望室へは展望ラウンジを通って入ります。市民の方から集めた写真を元に作成した都市模型も展示予定です。
城下町から近現代の静岡のまちへと続く展示を通して、静岡のまちと人の歴史が今の私たち、
そして未来にまでもつながっていることを感じてください。
開館時には約130点の資料を展示予定です。また、企画展も予定しています。
駿府城公園内の施設や駿府城跡天守台発掘現場へとつながるルートの入口として、静岡市の歴史文化を発信する場を、日本中、世界中から訪れる多くの方々に提供されることを期待しています。
※ 歴史博物館の展示内容等の新しい情報は、発信され次第こちらのPICK UPでも掲載します。