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『 タテ派 VS ヨコ派 』 東海道広重美術館にて3月30日(日)まで開催中です。

 

あなたはタテ派?     それともヨコ派?

 

歌川広重といえば「東海道五十三次」です。さて、広重はその生涯において、東海道のシリーズ作品をいくつ手掛けたでしょうか。 広く知られているのは『東海道五拾三次之内』(保永堂版東海道)ですね。実は、このシリーズ以外にも約20種類ほどの東海道シリーズを手掛けたのだそうです。

展覧会では、版元 蔦屋吉蔵から刊行された大判竪の『五十三次名所圖會』(竪絵東海道)と中盤横の『東海道』(蔦屋版東海道)の2シリーズ(揃物)を紹介。それぞれ縦型と横型の構図で描かれた作品を見比べながら鑑賞できるように展示されています。

さらに小展示室では、広重が晩年に手掛けた代表作のひとつ大判竪絵の『名所江戸百景』と広重が横絵で描いた江戸名所作品を同じ場面ごと見比べで紹介されています。

あなたの知っているあの景色。縦型、横型で広重はどのように表現を変えているのか楽しんでみてください。

  【企画展示】作品入れ換え

 Part1:1月28日(火)~2月24日(月・祝)日本橋~袋井

 Part2 :2月26日(水)~3月30日(日)見附~京都

【関連企画】当館学芸員によるギャラリートーク

 日 時:2月9日(日) 3月9日(日) 13:00~13:30

 参加料:無料 ※入館料別途

 

「東海道広重美術館HPはこちらから」