観光ボランティアガイド 駿府ウエイブ

『 駿 河 の 下 駄 塗 り と 張 り 』展。匠 宿 伝 統 工 芸 館 にて10月22日(日)まで開催中。

 

静岡の工芸品・下駄を彩る二人展。匠宿伝統工芸館にて、駿河の下駄 塗りと張り展を10月22日(日)まで開催。

 

下駄の歴史は邪馬台国以前に遡るとされています。

江戸時代になって武士・町民の履物として普及し、特に東海道を行く旅人の必需品として重宝されました。
明治時代になると、時代に合わせて様々な趣向を凝らした下駄が作られるようになります。

 

静岡では、漆塗りを施す「駿河塗下駄」と、下駄の表面に柾経木(まさきょうぎ・極薄の桐板)を張る「駿河張下駄」という、二種類の加飾下駄が誕生。以降日本の暮らしを支えています。

 

今回の展覧会「駿河の下駄 塗りと張り展」では、駿河塗下駄の静岡市伝統工芸技術修士である佐野成三郎氏と、

駿河張下駄の静岡市伝統工芸技術修士である丸山宗孝氏による、

塗りと張り、異なる技術から彩られた美しい下駄をご紹介いたします。

 

駿府の工房・匠宿HP