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ふしぎ駄菓子屋 銭天堂が藤枝市郷土博物館に開店!「さあ、どんなものをおのぞみでござんしょう。」

 さあ、みなさん銭天堂の店主、紅子さんに会いに藤枝市郷土博物館・文学館に行ってみませんか。静岡県初開催はあたりのまえだのxxxx(?)、驚きは日本で2番目の開催地に藤枝市が選ばれたのです。その開催に至るまでの秘話は文末に譲り、今から皆さまに、もう行きたくて行きたくてたまらなくなるお薬の様な写真とコメントをお送りします。

 

 私は、静岡市内で駄菓子屋店主をしている知人と、開催4日目の8月14日(日)晴天の昼頃行ってきました。開催初日は来館者数は600人を超える盛況ぶりで、当日も館内は親子連れのお客様で混雑していました。郷土博物館は藤枝市蓮華寺公園の小高い丘に立地して、入口からは蓮の花が水面に咲いている光景を観る事が出来ます。

 

 さて、いよいよ入館(高校生以上500円、中学生以下無料、他団体割引等あり)すると、銭天堂店主 紅子さんが等身大にてお迎えしてくれます。そうです、皆様は幸運のお客様なんでござんしょう。驚くことに身長を測ってみると2m近くあり存在感は200%。

館内は作者の廣嶋玲子先生と作画のjyajya(じゃじゃ)先生の創られた銭天堂ワールドが広がり、廣嶋先生語り下ろしインタビュー、jyajya先生の原画、ラフスケッチ、銭天堂の内部・1階2階地階の立体見取り図、登場人物相関図、等々 来館者には新発見続出間違いありません。中でも廣嶋先生へのインタビューで印象に残ったお答えは・・・・・

Q. 幸不幸の分かれ目って何だと思いますか?

A. 良くない結果を迎えたとしても、自分が納得し何かを学べた時は決して不幸ではないと思います。「ああすればよかった」「こうすればよかったと後悔し続ける事こそが本当の不幸と言えるでしょう、、、、」

 

 館内最終コーナーは、駄菓子販売及び銭天堂関係の玩具、ジグソーパズル、缶バッジ他、銭天堂漫画本の初刊から最新刊までの販売もあります。また郷土博物館が従来より常設展示してきた駄菓子屋「れんげや」が拡大再現され、今ではレトロになった駄菓子パッケージ、玩具なども市内の収集家の協力を得て展示されています。

 

 さて私の案内役をして下さった静岡市内の駄菓子屋店主さんに質問してみました。

ℚ.感想を一言お願いします

A.年齢を問わず、銭天堂はそこに集う人の気持ちを豊かにしてくれます。そんな空間が     身近にたくさんあれば良いなと思うとともに、私自身も紅子さんの様にさりげなくお客様に寄り添える店主でありたい、と常日頃思っています。

 最後になりましたが、藤枝市郷土博物館はこの10年来、昭和レトロの展示に力を入れてきました。昨年春の企画展「子供たちの昭和展」での駄菓子屋再現展示がきっかけとなり、銭天堂版元(偕成社)のご理解を得て、全国で2番目の銭天堂巡回展示が実現しました。当時のリーダーはスポーツ文化観光部の前部長 鈴木氏でしたが、この開催を前に急逝されました。故鈴木氏の夢にあった子供たちと紅子さん、駄菓子屋の幸せな光景が実現しました。末筆ながら謹んでご冥福をお祈りし、感謝申し上げたく思います。