京の雅と、江戸の粋を享受した「しずおかの指物展」駿府の工房・匠宿で7月13日(日)まで開催中。
江戸から昭和まで、駿府はアルチザンのまちでした。
京の雅と、江戸の粋。どちらも享受した駿河指物と駿河指物の技術を受け継ぐ木工。
指物(さしもの)は、金属の釘やネジを使用せず、ホゾとホゾ穴、蟻組みなどの「継ぎ手」により組み立てられる木製品。
宮殿文化として発展した雅やかな京の指物。武家や商人、歌舞伎役者の用度品として粋な直線と淡白な味わいの江戸指物。
そのどちらの流れも享受したのが 静岡に今も伝わる駿河指物です。そして静岡には駿河指物やその技術に影響を受けながら日々ものづくりに取り組む木工職人がいます。
駿河の指物師たちの練磨された技が作り出すの品々、そしてその技術を受け継ぎながら今の暮らしに届ける新たな職人=アルチザンたちの技をご覧ください。
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