富士山世界遺産センターにおいて特別展『 転回点・幕末から明治へ 』、11月4日(月)まで開催中。
転回点 幕末から明治へ-移動する徳川家茂、和宮、明治天皇、そして彼らのみた富士山-
シリーズ「江戸文化のなかの富士山」の第7回目となる展覧会では、『末広五十三次』『御上洛東海道』ほかの家茂西上関係の錦絵群、和宮江戸下向を記録した絵巻物、明治天皇東幸関係の錦絵群を集成するとともに、和宮ゆかりの工藝品を展示します。
幕末・明治の動乱期に国事を担った“若者”たちの“移動”が含意するポリティカルな意義に着目しつつ、歴史の転回点において富士山とその視覚イメージが担った象徴的な役割を確認します。