観光ボランティアガイド 駿府ウエイブ

「新光明寺別院 木造阿弥陀如来立像 特別公開に行ってきました」

令和2年度静岡市文化財特別公開の一環として、11月8日(日)新光明寺別院(静岡市葵区伝馬町)にて木造阿弥陀如来立像を拝見しました。

新光明寺は念仏の元祖法然上人を宗祖と仰ぐ浄土宗に属し、京都にある総本山知恩院の直末寺で、遍照山摂取院新光明寺と称します。

令和元年度に保存修理が完了し、今回特別公開された木造阿弥陀如来立像は国指定の重要文化財で、お寺の方の説明よると鎌倉時代を代表する仏師の一人、快慶作と言われています。

 

右手の指の形を見てください。中指なのです。
そしてよく見ると、左足が少し前に出ています。衆生を救う意思の表れです。

 

静岡市葵区足久保に本院があり、今年は11月15日頃から参道の紅葉が楽しめるとの事です。

 

2020年11月8日 新光明寺本院参道

2020年11月18日 新光明寺本院参道

右は御本尊の阿弥陀様に因んだ十二光の御朱印(月毎、写真は11月)