慶長期に家康が築いた天守台、天正期に秀吉が築かせた天守台。同時に見学できます。


駿府城跡天守台発掘現場は、11月の金箔瓦公開開始と豊臣の天守台を間近で見学できるルートのオープンから賑わっています。全国ニュースでも多く紹介された今回の駿府城跡天守台の新しい発見によって、県内外の方が興味を持って訪れる歴史スポットになっています。今までの西辺、北辺に加え、南辺にも新たな見学ルートが作られ、家康が築いた日本一の大きさの慶長期の天守台=(大きさ:南北約68m×東西約61m)の南辺と秀吉が築かせた天正期の野面積みの天守台=(大きさ:南北約37m×東西約33m)の石垣を新しい見学ルートも新設され、今までとは違う角度から天守台を見学することができます。家康と秀吉が築かせた二つの天守台を同時に、こんなに近くで世紀の大発見を見られるのは中々できない貴重な体験です。


手前が慶長期の石垣、奥が天正期の石垣

家康の慶長期の石垣と豊臣の天正期の石垣を比較して見ることの出来るスポットです。説明パネルも新設され、石の加工方法や積み方など両者の違いがよくわかるので、その辺りに注目しながら見学するのがおすすめです。沢山の金箔瓦が出た場所も近くで見ることができます。

専門家の先生にお聞きした結果では、今回発見されたのは、天正18年(1590)に、豊臣秀吉が、子飼いの部下である中村 一氏(なかむら かずうじ)という武将に築かせた城であることが分かりました。当時、この城の天守台の上には、金箔瓦を使用した豪華絢爛な天守が建っていたと考えられます。ここから出土したは金箔で装飾された瓦(金箔瓦)330点は発掘情報館きゃっしると駿府城公園内の坤櫓でも展示されています。展示期間はそれそれで異なっているため注意してください。※金箔瓦展示期間 ・発掘情報館きゃっしる:~平成31年2月11日(月・祝)まで(無料)・坤櫓:~平成31年3月17日(日)まで(有料:大人100円、小人50円)今まで、外の塀越しにしか見ることの出来なかった天守台南側の様子を、今回の見学ルートの整備で一般の方にも気軽に見ていただくことが出来るようになりました。


慶長期の天守台(大きさ:南北約68m×東西約61m)と天正期の野面積みの天守台(大きさ:南北約37m×東西約33m)の石垣


  

出土した金箔瓦の一部です。

駿府ウエイブは毎週土日祝、午前10時から午後3時まで。駿府城公園内の東御門、巽櫓、天守台発掘調査現場「きゃっしる」等でガイドをしております。お気軽にお声をお掛けください。