静岡市の麻機遊水地にハクチョウが飛来しています。

静岡市葵区の麻機遊水地は自然の宝庫です。

麻機多目的遊水地は、巴川流域総合治水対策事業の一つとして、県の治水(河川)事業と市の緑地(公園)事業を導入し、5つの工区に分けて整備を進めています。これは昭和49年(1974)7月に発生した七夕豪雨の災害を契機に始められた流域全体で治水対策に取り組む事業です。

 

多分、コハクチョウと思われますが、コハクチョウの飛来は暖かい静岡県では‘”迷鳥”扱いになるそうです。麻機では1992年に若鳥1羽が渡来したのが初めての記録です。その後2000年冬から3年連続で親子連れが越冬した記録があります。昨年に続き、今年も先月よりコハクチョウの姿を見たと聞き、探しに行って来ました。

 

カモ目カモ科のコハクチョウはユーラシア大陸北部のツンドラ地帯で繁殖し、冬季になると温帯であるヨーロッパ、カスピ海か、大韓民国、中華人民共和国東部、日本などへ南下し越冬します。日本では冬鳥になります。

 

 

 

各地に伝わる羽衣伝説の天女は白鳥に擬せられると先週の天声人語にありました。人が白鳥に聖なるところを見たのは、北の方角から渡り、北へ帰ることにも関わっていると、研究者の赤羽正春さんが「白鳥」に書いていると。

 

三保の松原に伝わる天女伝説を、室町時代の観阿弥、世阿弥親子が静岡浅間神社に奉納に出かけた際に知り、能楽としての「羽衣」を演目の一つとして作ったと言われています。同じ静岡市の麻機遊水地にハクチョウが6羽ほどですが飛来していることを考えるとつながりを感じます。

 

伝え聞いた第4工区の観山中側の池にコハクチョウの姿は見えませんでした。散策中の方が、3,4日前に移動したみたいだよと教えてくれました。これは留鳥のシラサギかと思われますが。

 

 

流通センターの隣、第3工区の東屋の横の池にいるとの情報を得て行くと、

いました!5羽?

 

さすが優雅な姿です。6羽確認されているようです。(2/5HanaHanaより)

 

(1/11 Etude より)

 

魚を狙う、カワウ?杭の上に(1/9mendakoより)

同じくカワウ?

 

オオバン(冬鳥) (1/9 mendakoより)