《予告》静岡茶の祖・聖一国師のふるさと『 第20回 大川お茶まつり 』4月6日(日)に開催。
今年で20回目となります大川お茶まつりが4月6日(日)静岡市の奥藁科・大川地区にて開催されます。静岡市街地より車で45分。大川地区は、お茶を中国∼宋から日本に伝えた聖一国師(しょういっこくし)の生家のある場所で当時よりお茶の栽培・生産が続けられており、本山茶は全国でも高い評価をいただいております。
献茶式
お茶まつりに先駆けて3月29日(土)静岡茶の始祖とされる聖一国師生家の米沢家に一角に設けられた石碑に大川小中学校の生徒さんによる献茶式が執り行われました。
聖一国師について
静岡茶の祖として広く茶業関係者には知られています。建仁2年(1202)静岡市大川栃沢に生まれ、中国(当時の宋)にて仏教修行を終えて帰国の際に持ち帰ったお茶の種を静岡市足久保に蒔いた事。一方、うどん粉を効率的に作ることのできる水力式製粉機械を宋から持ち帰ったことにより「うどんの祖」とも言われています。
その静岡茶が明治時代の末、明治39年(1906)清水港から海外に直輸出される事になり、高品質のお茶輸出は殖産興業、地域経済の発展、交通網整備等々の一翼を担うことになります。