《予告》2月2日(日)「 第28回 興津宿 寒ざくらまつり 」が開催されます。
清見潟公園の興津地区およそ2.1キロの海岸通り周辺に約480本植えられている早咲き桜「薄寒ざくら」の開花に合わせて行われます。
興津の薄寒ざくらは、大正元年(1912)尾崎行雄東京市長がアメリ合衆国ワシントンポトマック河畔に桜の苗木を寄贈するため、興津の農業水産省果樹試験場(当時)に育成を懇請された際の一種で、それと同年生まれの試験場にある兄弟桜から採った子供で近年まで果樹研究所カンキツ研究興津拠点内に現存していました。
日本の製餡業界(あんこ)の元祖といわれる承元寺町(興津地区)出身の故北川勇作氏と故内藤幾太郎氏を顕彰するために「あんこの故郷 興津」をテーマに実施。地域の農産物や加工食品などを販売するブースが並び、ステージでは音楽演奏や園児によるパフォーマンスなどが行われます。
併せてカンキツ研究拠点の一日一般公開も開催されます。
当日はJR興津駅から寒ざくらまつり会場まで無料送迎車が運行されます。