《 ど こ 行 く ? 家 康 駿 府 紀 行 Vol.1 久能山東照宮 》静岡市のあちこちで家康公に出会えます。
1月8日(日)NHK大河ドラマ「どうする家康」が開始されました。
8日(日)の「どうする家康」で放送された静岡市内の旧跡・久能山東照宮をご紹介します。
久 能 山 東 照 宮 駿河区根古屋390 054-237-2438
家康公は晩年を駿府で過ごされ、元和2年(1616)4月17日に75年の生涯を大成されました。
亡くなる直前、「遺骸は久能山に埋葬すること」を遺命として託され、二代将軍秀忠は直ちにそれを実行し、久能山に家康公を祀る神社を造営することを発令しました。
頼宣を総奉行、大工棟梁には中井正清が選ばれ同年5月に着工、元和3年2月21日朝廷から「東照大権現」の神号を賜り、3月9日正一位の御追贈の宣下あり、12月御社殿完成。1年7ヶ月の期間で社殿が建てられました。
当時最高の建築技術・芸術が結集された「権現造」の様式は、日光東照宮を始めとする全国の東照宮建築のひな形とされました。久能山東照宮御社殿は、平成22年(2010)に国宝に指定されました。
東名高速・日本平久能山スマートインターより日本平山頂(約20分)。
東名静岡・清水インターより日本平山頂(約40分)。山頂より日本平ロープウェイ(5分)。
JR静岡駅南口から、石田街道線にて終点「東大谷」下車(約40分)。
東大谷バス停で「久能山下行き」のバスに乗換え、終点「久能山下」で下車(約15分)。
山下からは石段が1,159段続きます(約20分)。
家康公は幼年期に今川家のもとで育ち、戦国大名として成長し、大御所として天下泰平の世を築き、
75年の生涯を閉じるまで人生の3分の1=25年間を現在の静岡市で過ごしました。
静岡市内には、駿府城公園、静岡浅間神社、久能山東照宮、臨済寺をはじめ家康公ゆかりの神社仏閣があります。
1月13日(金)には駿府城三ノ丸に家康公と今川氏をテーマとした「静岡市歴史博物館」が開館。
1月27日(金には家康公ゆかりの静岡浅間神社境内に「どうする家康 静岡 大河ドラマ館 」が開館します。
家康公を祀る「久能山東照宮」の博物館では、家康公が使用したお手回り品、
所用の刀剣などを展示する「徳川家康公展」を3月21日(火・祝)まで開催中です。
家康公が桶狭間の戦いの中で着用した「金陀美具足(金溜塗具足)」は
3月21日(火・祝)まで久能山東照宮博物館で公開されています。
令和5年、静岡市のあちこちで家康公に出会えます。