『将軍の美術 Art of SHOGUN -華開く町人文化-』久能山東照宮博物館にて3月31日(月)まで開催中。
宝暦・天明文化(1751~’89年頃)を中心とした江戸町人の文化の隆盛を極めた時代の将軍、9代家重公から12代家慶公の資料を中心に展示いたします。
家康公が開いた天下泰平を民衆も謳歌したこの時代は浮世絵や出版業・歌舞伎なども大いに発達し、歴代将軍もまた、世を治めるべく多くの教養を身に着け、中でも絵画は各将軍の個性を窺い知る事の出来る貴重な資料と言えます。
町人文化が華やいだ時代を共に生きた将軍達の個性が見える絵画、そして武家の棟梁たる将軍家の威厳を示すシンボルとなっていた甲冑。こちらもまた、時代の変化と共に力強さと美しさを兼ね備えたものになっていきました。
「将軍」としての表の顔を司る甲冑、「人」としての一面が見える絵画、その両面をぜひお楽しみください。
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また、1月31日(金)までは重要文化財 太刀 無銘光世作(ソハヤノツルキ)が特別展示されます。
天下泰平の世を築いた家康公の愛刀を、是非ご覧ください。
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