観光ボランティアガイド 駿府ウエイブ

『 お茶染めWashizu.展 茶でそめゆく 』駿府の工房匠宿で9月28日(日)まで開催中です。

先人から受け継いだ伝統と技術の上にお茶で静岡の染めと文化を深化させていく。

 

江戸から昭和まで、

駿府はアルチザンのまちでした。

 

今川時代、静岡市では布を染め上げる染色業が発達し、染物職人が多く集まる紺屋町が形成され、江戸時代には幟(のぼり)や旗差物(はたさしもの)、町家のためにのれん・伴天・作業衣・風呂敷などが多く生産されました。

 

大正時代に起こった民芸運動によって、芹沢銈介氏(人間国宝・染色家)を中心に、技術継承やデザイン性向上に注力されました。

 

特に市内の若手染物師たちは、新しい染物芸術を目指して勉強会を作り芹沢氏に多大な影響を受けました。

 

やがて静岡の伝統的な染物技術と芹沢氏の新しいデザインが融合し駿河和染の特徴ともなっています。

 

鷲巣染物店の五代目・鷲巣恭一郎(駿府の工房 匠宿・染工房長)は、静岡の基幹産業であるお茶を染料とした「お茶染め」を静岡の染工芸の新たなシンボルとすべく活動をはじめ、それは今少しずつ広がりを見せはじめています。

 

また早々に弟子を取ることで、染めの文化や技術を繋いでいく流れも準備しています。

お茶染めWashizu.の作品や活動を通し、静岡に脈々と受け継がれてきた染めの文化とこの先を感じていただけますと幸いです。

 

駿府の工房匠宿のHPはこちら。

駿河和染のお噺しの動画はこちら。