きもののヒミツ 友禅のうまれるところ ―京都 千總コレクションを中心に 12月21日(日)まで開催です。
「きものが生まれる、その瞬間に出会う」
直線で仕立てられた反物には、緻密な意匠が施されています。 それは、平面から立体へと変化する瞬間 ーきものが、ただの布ではなく「作品」となるときです。
洋服とは異なる構造美を持つきものは、図案の制作から染色、仕立てに至るまで、幾重にも重なる工程を経て、職人たちの手によって身体を彩る一枚へと仕上げられてきました。
本展では、京都の老舗・千總が誇るコレクションを中心に、江戸時代から現代に至るまでのきもののデザインプロセスを紐解いてまいります。雛形本、友禅染裂、円山応挙をはじめとする絵画、工芸品、そして人間国宝による作品などを通して、きものの“美”がどこから生まれ、どのように形づくられてきたのか、 ぜひ会場で、その美しさと物語を感じてみてください。
【会期】
2025年10月25日(土)〜12月21日(日)
前期:10月25日(土)〜11月24日(月・休)
後期:11月26日(水)〜12月21日(日)
【開館時間】
10:00〜19:00
(展示室への入場は閉館の30分前まで)
「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」関連イベントも開催されます!


