オ ク シ ズ “ 静 岡 の マ チ ュ ピ チ ュ ” わ さ び の 里・ 有 東 木 を 訪 ね ま し た。
草木が茂る「小満」の頃、 “ 静岡のマチュピチュ ” わさびの里・有東木訪ねました。
有東木は静岡市街から安倍川に沿って山間部に向かうこと約30km、車で約1時間。更に安倍川本流に注ぐ支流に沿って続く曲がりくねった急勾配の道を約3km、10数分走ると、そこが“わさびの里”有東木です。
北と東、西を山に囲まれた標高約600mの扇形の地形に60数戸が集まり、ワサビ栽培発祥の地として知られています。
ここの展望エリアからは有東木集落が一望でき、ワサビ田や茶畑が彩る、日本の原風景ともいえる景色を楽しめます。
5月22日(水)は東京からの友人を静岡の仲間でおもてなしをするため、前日まで休業していたお食事処「うつろぎ」の再開に合わせ伺うこととしました。この仲間での訪問は10年ほど前に続き2度目。少々「有東木見聞録」を・・。
白髭神社前の展望エリアから一望した有東木の集落。
この眺望から”静岡のマチュピチュ”と呼ぶ方もいます。
写真右上の山を越えると山梨県とのことです。
白髭神社から少し歩くと眺望が開け眼下に安倍川が現れます。
撮影地点の標高約570m、安倍川の標高約290m。
この地点からさらに西に進むと「用宗まで見通せる」と地元の方が教えてくださいました。
白髭神社の境内に生える生育良好な10本のスギの中の1本。
最大のスギは、幹周4.3~6.6m、樹高約48m、樹齢約500年と推定されてます。
静岡市内で知られているスギの中では最大級の大きさ。
同規模のスギが10本も生えている神社の杜も市内でも珍しいようです。
写真は、仲間といただいた①おそば、②かつお節のかかったご飯にすりおろしたばかりの
わさびたっぷりのさびめし、③わさびの葉などの山菜の天ぷらなどの「さびめし定食」。
お食事処「うつろぎ」では地元食材を使って有東木のお母さんたちが作るうつろぎ定食、わさび漬け、金山寺味噌やわさびのり、お饅頭が人気だそうです。
仲間たちは、目には新緑の青葉、耳には川のせせらぎ、頬には心地よい風、空気がおいしいと大満足でした。
白髭神社では、毎年4月、10月の第2土曜日に市指定無形民俗文化財の神楽が奉納されます。
東雲寺境内では8月14、15日に国指定重要無形民俗文化財の有東木の盆踊りが行われます。
オクシズエリアは同行してのガイドはできかねます。ご了承ください。