令和6年の中秋の名月は17日(火)。日中はまだ暑い日が続いていますが、秋の気配も感じられます。
お月見とは、旧暦の8月に美しい月を眺める行事で、旧暦の8月15日に行われる日本の風習を指します。
今年は中秋の名月は17日、満月は18日に当たります。
沢山のお米を収穫できたことに感謝する豊穣祝いでもあり、お月見は、縁側にススキ(オバナ)を飾り、
お月見団子や里いもなどを供え、月を愛でるひとときです。
平安時代に中国から伝わったとされる風習は、古き良き日本の文化でもあります。
百人一首79番 藤原顕輔の歌
「秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけき」
訳:秋風に吹かれて横に長くひき流れる雲の切れ目から、洩れてくる月の光の、澄みきった美しさといったらどうだろう!
日本平からの中秋の名月。17日(火)18時50分頃
日本平からの満月。18日(水) 19時20分頃