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令和7年2月23日(日)駿府城公園内、今川義元公歌碑の前で「顕彰木遣りと子供太鼓」が催されました。

 

駿府城公園の今川義元公歌碑前で公の平和な精神を引き継ぐ顕彰木遣り奉納が行われました。

 

今川義元公は、「人質時代」の竹千代(のちの家康公)に雪斎禅師のもと、今川時代の230年間の平和な時代を教えました。その精神はのちの家康公によって、250年の長きにわたり戦(いくさ)のない平和な時代 =「徳川の平和」へと引き継がれました。この平和の精神を称える歌碑が令和5年2月23日に静岡駿府ライオンズクラブにより建立され静岡市に寄贈されました。

公の精神を未来を担う子供達にも継承していくこと目的に、令和7年2月23日(日)、静岡駿府ライオンズクラブ木遣衆「祝い組」、静岡ライオンズクラブ木遣衆「獅辰組」、木遣同好会「粋虎會」の三会合同27名による第1回顕彰木遣り奉納が行われました。

木遣り衆は、駿府城二の丸堀「弥次喜多像」前から出発し、「江戸木遣駅路東海道」を唄いながら、二ノ丸東御門から入城、歌碑前では、義元公御歌を吟詠、そして、公ゆかりの歌詞を「木遣七之助」で唄いました。また、宮竹小学校太鼓連20名による演奏も盛大に行われ花を添えました。

 

「 昨日なし 翌またしらぬ 人はただ  今日のうちこそ 命なりけれ 」 今川義元

「昨日までのことは終わり、明日のことはわからない。人は今、目の前のこの時こそがすべてなのだ」

 

※今川義元公を偲ぶモニュメントはこの歌碑の他に、令和元年5月19日生誕500年を記念し静岡駅北口に竹千代君像と共に設置された銅像があります。

 

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