東海道広重美術館「諸国漫遊~浮世絵の旅~」7月13日(日)まで開催中です。
浮世絵師が描いた江戸時代の名所~諸国漫遊 ~浮世絵の旅~
江戸時代は政治が安定し、街道や宿泊施設の整備、貨幣の流通も進んだことにより、旅が安全で便利なものになりました。庶民も経済力をつけ、19世紀初頭の文化・文政期には旅ブームが起こります。
旅といっても、庶民は信仰上の理由での旅行のみが許されていましたので、「伊勢神宮」が人気ナンバーワンの目的地であったようです。
しかし、せっかく旅に出るのだからと、旅人たちは、少し足を延ばして、京都や大阪など、名所や旧跡を廻ったり、芝居やイベントを見物したりして楽しみました。
この旅ブームを背景に浮世絵の人気ジャンルのひとつとして確立された名所絵。旅が盛んになったとはいえ、一生に一度行けるかどうかという時代です。
人々は、名所絵を見て、諸国漫遊への思いを馳せたり、旅の思い出に浸ったりしたことでしょう。こうして「名所絵」は身近な娯楽として親しまれました。
本展の大展示室では、広重をはじめとする幕末の浮世絵師たちが手掛けた様々なシリーズ作品から厳選した名所絵が展示されています。また小展示室では旅に関する版本や旅道具なども紹介されています。諸国を旅する気分で江戸時代の日本の名所をお楽しみください。
展示期間
令和7年4月1日(火)~7月13日(日)
- Part 1: 4月 1日(火)~ 5月6日(火)
- Part 2:5月18日(木)~ 6月8日(日)
- Part 3:6月10 日(火)~ 7月13日(日)
- ※各会期で作品は展示入替があります。
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