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浮世絵『東海道五拾三次之内』&イラスト『蛙と兎の東海道五十三次』2世紀を隔ててコラボしました。

歌川広重『東海道五拾三次之内』とやまむらともよ『蛙と兎の東海道五十三次』

東海道広重美術館で11月16日(日)まで開催中です。 

 

焼津市の公式LINEや商店街、お店などで緑色のかえるのキャラクターを見たことはありませんか?そうです。「かえるのる~くん」です。焼津市出身のイラストレーターやまむらともよさんが生み出したなんともかわいらしいキャラクターです。このかえるのる~くん、やまむらともよさんが、大学受験の際にノートの隅に自分を励ますために描いたイラストが始まりだったそうです。

 

静岡市東海道広重美術館では、歌川広重の『東海道五拾三次之内』(保永堂版東海道)と、それにインスピレーションを受けたやまむらともよさんが2015年から制作した作品『蛙と兎の東海道五十三次』55枚を合わせて展示しています。絵の中には様々なかわいい動物のキャラクターたちが登場しています。歌川広重の描いた江戸時代の東海道の風景とやまむらさんが描く現代の東海道の風景では、どこが違っているのか探してみるのも楽しいですね。part1では日本橋~掛川、part2では袋井~京までの作品が紹介されます。

 

小展示場では、「これも広重の東海道五十三次」が同時開催されています。広重が生涯に約20種類手掛けたといわれる東海道五十三次の中には、歌が詠まれていたり、人物が中心だったりする作品があります。その少し変わったシリーズ作品が紹介されています。

 

学芸員によるギャラリートークも開催されます。

part1 9月17日(水)~10月19日(日)

part2 10月21日(火)~11月16日(日)           ※各会期で全展展示入替があります

 

東海広重美術館のHPはこちら