静岡市民ギャラリーにおいて8月13日(水)から17日(日)まで、戦後80年展が開催されましたされました。
静岡市民ギャラリーにおいて8月13日(水)から17日(日)まで、戦後80年展示「私たちの街の戦争と空襲 ーそして、今」が開催されました。県内外から多くの方々が来場され、5日間の入場者数は1088名でした。
13日(水)オープンセレモニーでは、来賓として静岡市議会議長様、共催者の鈴岡平和資料館をつくる会代表者様、静岡市長様、教育長様の臨席のもと、開催されました。
望月良様作の「空襲体験画」(約88㎝☓約223㎝)タイトル「命をつなぐー家族を守って火の中を」及び静岡日赤病院前の”クスノキ”の枝をいただき挿木による成長して7年になる分木のお披露目がありました。
第1室では「空襲と戦時下のくらし」について、20分程度の映像上映での紹介も交え紹介されました。
第2室では「兵士と戦争」について、又静岡・清水の空襲体験者から、肉親・知人から戦勝中の話を聞いた方からの話が紹介されました。
第4室では「戦後~日本国憲法と共に歩んできた日本、そして、今~」についての紹介、また絵本の読み聞かせも実施されました。
来場者の方々からの感想も伺いました。
〇曾祖母、祖母から、空襲の話を聞いていたので展示を観てより深く知識を得ることができました。戦争のない世の中になるようこれから何をすべきか考える機会になりました。
〇今回貴重な展示を目にして、忘れてはならないと改めて実感しました。また、今後も展示会の開催を希望します。
〇”戦争中のお話を聞く会”では、語り部さんの心に残るお話がとてもよかったです。機会があれば、是非聞きたいです。
〇語り部さんの生の声でお話を実際に伺い、様子が映像になって目に浮かびました。
〇今の幸せな暮らしは、戦時下、体験した方々の辛い事の上にあることを決して忘れてはいけないと強く思いました。
今年は戦争終結を迎えて80年の節目の年、静岡市は6月20日、旧清水市は7月7日に爆撃を受けました。
核戦争・核兵器のない世界が訪れることを願って、体験者の方々も減少している中、私たちは次世代を担う若者たちに伝えていく使命を感じさせて頂く機会となった展示であったと思いました。