静岡市高山 市民の森
静岡市高山 市民の森は静岡市葵区水見色にあり、安倍川と藁科川の間にある自然豊かな森です。車でのアクセスは藁科川にほぼ並行する国道362号線を大原から水見色集落経由で入るか新間から入る方法があります。森の中心地には、学習展示施設「森の惠」があり、クラフト作りや自然環境の教室が開かれていますし、展示コーナーも備わっています。さらに、くつろぎの場所にもなっているとともに、暑さや寒さや雨しのぎにもなる場所です。年末年始と月曜日は休館日ですが、開館日の日中は管理人が常駐しています。詳細は電話(054-294-8807)でご確認ください。
スギやヒノキなどの針葉樹がよく管理されて植林され、森は下草がよく刈られていて山道もよく整備されていています。至る所でクロモジなどが芳しい香りを振りまいていますし、6月にはコアジサイが清楚ながら一面に咲き誇ります。時々子供たちに人気の昆虫教室が開かれますし、季節には空高く移動するオオタカや森に棲む野鳥目当てのバードウオッチングをする人を見かけます。頂上(717m)には二等三角点があり、散策やハイキングを楽しむグループの姿が目立ちます。
下記の2枚の写真は、静岡市高山 市民の森に産み付けられたモリアオガエルの卵です。
この木の下には水のある池があって、毎年5月には光景が見られます。
孵化するとオタマジャクシは下の池に落ちる算段です。
下の写真は、池に生えている水芭蕉です。今年初めて見かけましたが、
葉の付け根に白い卵が産み付けられているのが確認できますでしょうか。
モリアオガエルも考えたものですね。