静岡浅間神社では疫病除けの夏越大祓の「茅の輪」は7月4日まで輪くぐりできます。
静岡浅間神社では「夏越大祓(なごしのおおはらえ)」の「大茅の輪(おおちのわ)」が有名で、直径5メートルもあります。例年6月30日ですが、昨年と同様早めに設置され、7月4日(日)まで輪くぐりができます。「茅の輪」とは身に付けると疫病にかからないと神様から教えられた伝説のお守りで、後世身に付けるのではなく、人々がくぐるようになったものだそうです。昨今の世の中、日本伝統の疫病除けの神事に込められる思いが強くなります。また、「大祓(おおはらえ)」は「形代(かたしろ)」に罪・穢れを移したのち納めて、一切の災厄を逃れることができる儀式で、6月30日の午後3時斎行です。境内には3か所の茅の輪があります。
漆の塗替え中の[北回廊]工事は完成まであと1年半ほどかかるそうですが、西側半分が終わり、覆いが取り除かれ、美しい姿を見ることが出来ます。輪くぐりの際にぴかぴかの姿を是非ご覧ください。
静岡県護国神社や小梳神社でも茅の輪が設置されています。
八千戈神社前の大茅の輪
2020年の神事の様子
新しくなった楼門前
大歳御祖神社より浅間通りを臨む
形代
姿を現したぴかぴかの北回廊
静岡県護国神社