4月4日(日)藁科川を上り、春の恒例イベント「第 16 回 奥藁科大川お茶まつり」に行ってきました。
4月4日(日)、藁科川沿いを上り、静岡市街地から車で1時間弱で大川地区に到着しました。
毎年4月初旬、お茶の生産農家が中心となり、地域内に設けられた各会場の茶席にて地区の方々がつくったお茶などを味わう春の恒例のイベント「奥藁科大川お茶まつり」を楽しむためです。
まず、鎌倉時代の高僧・聖一国師の誕生地栃沢を訪ねました。
静岡にお茶と栽培方法を伝えた「聖一国師」の生家「米沢家」にある高さ約20m、枝張り17mの大枝垂れ桜は、例年ですと、3月下旬に開花し始め。濃いピンク色が鮮やかということで拝見させていただこうと伺いました。
公民館前の駐車場では集落の方から水出し煎茶で思いがけないおもてなしをしていただきました。今年は残念ながら大枝垂れ桜は3月20日頃に開花し始めたためすでにピークは過ぎていましたが、2週間前に撮影した写真を拝見させて頂きました。
そのあと藁科街道に戻り、大川在来そばから挽いて打った100年そばを頂きました。
地元食材にこだわって提供されるランチプレート、大川産お茶とワサビを使用したチョコレート、お茶のある日常を 一時、一日、一生に委ね愉しむ茶宴、廿人廿色~ひとつとして同じものはない恵みで創るco-o-cha、標高600メートルの山中で栽培されたお茶の奥深い味を楽しむ専科等々、お茶に関する催しが目白押しでした。
小学生、中学生も受付、検温、テーブル拭き等のお手伝いもされ、大川地区全員のおもてなしを受けた思いでした。
集落の方から提供していただいた3月20日頃の枝垂れ桜
聖一国師誕生地の碑