近代日本グラフィックアーツの先駆け『蘭字・茶箱絵』展、島田市博物館にて9月29日(日)まで開催中。
蘭字・茶箱とは江戸時代後期から明治時代にかけて、輸出用の茶葉を詰めるためにに使用された木箱です。
当初はオランダ語つまり蘭字で商品名、品質、輸出先を記載していたことから、蘭字・茶箱と呼ばれています。
明治以降の輸出先はアメリカ、英国等の英語圏が主流になったことにより、
商品情報、宣伝文句(キャッチフレーズ)も英語で記載されるようになりました。
蘭字(英語)で描かれた日本のお茶を紹介する絵や文字は、
近代グラフィックの先駆けとして歴史的且つ美術的にも価値ある文化遺産として評価されています。
日本のお茶の歴史と文化の薫りを体感できるこの機会に一服の【涼】と【香】を探しに出かけませんか!!!