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『東海道五十三次』東海道広重美術館で明年1月26日(日)まで開催中。同時開催「だけじゃない東海道」。

 

「東海道五十三次」シリーズは、今や誰もが知る歌川広重の代名詞ともいえる作品群でしょう。中でも広重初の東海道を描いた『東海道五拾三次之内』(保永堂版東海道)は、その作風が評判となり広重の名を世に知らしめ、後に風景版画を代表する浮世絵師としての地位を確立するきっかけとなった代表作といえます。

 

 

三つの「東海道」を会期シリーズ毎に全点公開されます。

『東海道五拾三次之内』(保永堂版東海道)をはじめとし『東海道五拾三次之内』(行書東海道)、『東海道』(隷書東海道)の3作品を各会期でシリーズごとに全点を紹介します。静岡市東海道広重美術館が誇るコレクションをぜひお楽しみください。     

Part1:10月8日(火)~11月10日(日)/Part2:11月12日(火)~12月15日(日)/Part3:12月17日(火)~令和7年1月26日(日)

 

 

同時開催 『だけじゃない東海道』

「東海道五十三次」といえば広重というイメージですが、「東海道」を題材とした作品は、三代目豊国や国芳、広重の跡を継いだ二代目三代目広重など他の絵師たちも描いてきました。初代広重だけじゃないんです。

小展示室では「だけじゃない東海道」展を同時開催し、広重以外の絵師が描いた浮世絵作品を紹介しています。

関連企画として、学芸員によるギャラリートークも開催されます。詳しくはチラシ、HPをご覧ください。 ※年末年始休館日12月28日(土)~1月4日(土)

 

 静岡市東海道広重美術館HPはこちら