『 静岡の挽物展 』駿府の工房・匠宿において2月2日(日)まで開催中です。
木塊からの引き算 刹那に繰り広げられる暗算 その結果の彫刻、木工挽物。
1864年に銘木商の酒井米吉氏が開業したのが最初と言われる静岡挽物は、コショウ挽きや印鑑ケースなどのより暮らしに身近なものから、家具の扉に取り付ける取手や雛人形で飾る雛具など、他の工芸とも密接な関わりがあります。
実際に木の塊から想像し引き算をしながら形作っていく中で、刹那に起こるアクシデントに暗算で対応しながら出来上がっていく木工挽物。芸術的でありながら、瞬時の計算も技術だと言えます。
今回は静岡で活躍されている木工挽物の工房・作家を展示・紹介いたします。
駿府の工房 匠宿HPはこちら。