『-大地の動物・水の動物ー標本サファリ』地球史ミュージアムにおいて11月3日(月)まで開催中。
標本。それは動物、植物、岩石などを長く保存できる状態にしたもの。
私たちが自然の理(ことわり)について多くを学び、その知識を未来へ引き継ぐためには、標本が必要不可欠です。
展覧会では、主に骨格や剥製(はくせい)として保存している哺乳類標本に焦点を当てて、地球上のあらゆる環境に適応してきた哺乳類の特徴を紹介します。
同時開催「蝶聖 高橋真弓氏を偲んで~富士川から日本列島へ、そして世界へ~」
高橋真弓氏(1934-2024)は、小学生の頃から約80年にわたり、蝶を追い続け、静岡の昆虫研究の基礎を作られました。
高校教諭を勤めながら蝶の分類学や生物地理学の最前線で研究を続けられ、多数の論文・書籍を残されています。
そのフィールドは静岡を拠点に、アジア各地から南米にも広がり、多くの標本を残されています。
情熱を注ぎ生涯をかけて収集、当館に寄贈された、蝶コレクションの一部を展示・公開します。