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芹沢銈介美術館にて「 絵本と装幀 芹沢銈介の本の仕事 」9月23日(火・祝)まで開催中です。

 

静岡生まれの芹沢銈介は、  今年生誕130年。

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染色家として知られる芹沢銈介ですが、絵本や装幀(ブックデザイン)など、本に関する膨大な仕事も残しています。絵本作家としては、『絵本どんきほうて』や『沖縄風物』など、50冊以上にのぼる絵本を残しました。1ページ1ページ、型染や合羽刷などの技法によって表現したもので、表紙や製本にも徹底的にこだわった手仕事の絵本です。また優れた装幀家としても知られ、型染や肉筆などを駆使して、川端康成著『雪国』や獅子文六著『可否道』をはじめとする、単行本や雑誌など500冊以上をデザインしました。加えて数多くの挿絵や小間絵(カット)も手がけています。この展覧会では、絵本と装幀本150点を中心に展示し、芹沢が活躍したもうひとつのフィールド、本の仕事をご覧いただきます。

 

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