甲冑姿の今川義元公銅像が静岡駅北口に設置されました。今川復権のシンボルにしていきましょう。
令和2年5月19日(火)、JR静岡駅北口広場において、静岡ゆかりの戦国大名・今川義元公の甲冑姿の銅像の除幕式が開かれました。今川家は室町・戦国時代の230年間、駿河に君臨した名家で、室町幕府の足利家の一門であり、義元公は今川家9代として、領国内の法律である分国法・今川仮名目録の追加や金山開発、交通網整備などに手腕を発揮し、駿府を拠点にして遠江・三河の東海地域に領国を広げ、今川家は全盛期を迎えました。
「桶狭間で敗れた公家かぶれの武将」というイメージを払拭し、現在の静岡の礎を築いた功績を広めようと、静岡市や静岡商工会議所が昨年義元公の生誕500年を迎えたことから「生誕500年祭」の一環として銅像設置も企画され、製作費は寄付やクラウドファンディングで賄われました。銅像の高さは台座を含め約2メートルです。身の丈の大きさで、触れることもできます。竹千代君像との間に入っての3ショットも可能です。静岡県西伊豆町出身の彫刻家堤直美先生が約2年かけて甲冑姿の銅像を完成させました。義元公像の横に右の「竹千代君像」も堤直美先生の制作です。今川復権のシンボルにしていきましょう。
ゆるキャラ「今川くん」の涙は感激のうれし涙だそうです。