静岡浅間神社では12月1日(火)に「楼門くぐり初め式」が行われました。
静岡浅間神社では楼門の約3年かけて行われた漆・彩色の塗替え修復工事が竣功しました。「楼門竣功奉告祭」・「楼門くぐり初め式」が12月1日に斉行され、待ちに待った多くの人が楼門のくぐり初めをしました。1816年に完成した三間一戸の楼門は、禅宗様の手法で作られ、屋根が扇垂木の入母屋造りの神社を代表する建造物です。総漆塗りで、「水呑の龍」や「虎の子渡し」、「獅子」、「力士」など、彫刻の見事で壮麗な姿は前々から眺めることができました。今日は楼門をくぐり、間近に見上げることができました。
今回は狛犬の起源ともいわれる中国の伝説上の動物、獬豸(かいち)の彫刻を探しました。入って右の上段の網がかかった中にありました。
楼門をくぐる際には、神社から紅白のお餅を頂きました。
この日は「おついたちまいり」の協催、「安倍の市」の屋台も出て賑やかでした。
40年ぶりに生まれ変わった楼門のくぐり初めをなさって、じっくりご覧になってみて下さい。